いくぜ、座敷わらし。

最近私ふと思うんです。
しあわせは待つものではなく、全力で迎えにゆくものだって。
待っててね。わたしの座敷わらしさん。

そんなわたしにシンデレラフィットなお宿をご紹介します。
座敷わらしに会えるお宿「タガマヤ村」です。
お宿の名前を覚えるコツは「やまがた」を反対から読んで覚えてくださいね。
タガマヤ村は山形県東村山郡中山町にある座敷わらしが出るという 有名なお宿です。
座敷わらしに会えると、しあわせになれると噂されています。
様々な有名人の宿泊や多くのテレビ番組でも取り上げられたり、 有名な旅行雑誌でも特集が組まれ、紹介されています。

室町時代から農業で栄えた一族が室町時代から農業で栄えた一族が住み続けた
一帯に明治時代に建てられた築130年くらいの古民家に宿泊できます。
１日１組限定で貸し別荘のように泊まれて、一度に泊まれる人数は20名となっております。
敷地は1500坪ほどあり民宿というより、村並みにありますね。
村の中ではバーベキュー施設や卓球場、見晴らしの良いツリーハウス。
そして、座敷わらしの神社まで。
座敷わらしに会えなくても、楽しいこと間違いなしですね。

泊まると座敷わらしに会えると有名なお宿です。
古民家ということもあり、基本和室で囲炉があったり、
石風呂まであったりします。
とてもレトロな雰囲気でどこか懐かしい気持ちにさせてくれますね。

座敷わらしは男の子と女の子の2人いるみたいです。
女の子は民宿の人形の間で目撃され、
男の子は民宿の離れにある蔵の隠れ部屋で
目撃されたことがあるそうです。

東北地方の岩手県北上盆地中心に伝承されている妖怪みたい。
見た目は子どもから大人、そして性別まで結構さまざまな姿で
目撃されています。
有名な姿は、おかっぱ頭の子どもや赤いちゃんちゃんこ着た子ども。
そして大のいたずら好きで好きな食べものはあずきの入ったお赤飯やお菓子。 気に入った家に住みついたり、気に入ったひとについて行ったり、
会いに行ったりする、そんなかわいい妖怪です。

古くから続いている由緒ある旧家や
きちんと手入れがされていて大切に住まわれているお家に
住みつくと言われています。
また好きな食べものやおもちゃを準備してあげると来てくれる
と噂されています。

座敷わらしに気に入られると、家の繁栄や出世、家族に恵まれるみたい。
でも、座敷わらしの色や服装には要注意。
白い座敷わらしはしあわせな出来事の前触れで、
赤い座敷わらしは家やひとを離れる前触れと噂されています。

一度住みついた座敷わらしが離れてしまうと、
一家全体が不幸になってしまうみたい。
東北の妖怪話で有名な遠野物語ではこんなお話があります。

遠野物語「山口孫左衛門一家殺人事件」
昔、旧家の裕福な農家で有名な山口孫左衛門の家には、
座敷わらしが2人住みついておりました。

ある年のことです。
同じ村の男が町から帰る時に橋のほとりで見知らぬ娘２人に会いました。
そこでお前たちはどこから来たのか？と尋ねると、
「山口孫左衛門の家から来た」と答えたそうです。
またこれからどこに行くのかと聞くと、
「その村の〇〇家に行きます。」
と答えたそうです。
その村の〇〇家はそこから少し離れた村で裕福な農家だっだそうです。

その娘たちに会ってから数日後に山口孫左衛門一家は毒キノコを食べてしまい、
１日で２０人程亡くなってしまいました。
家から離れていた７歳の女の子が1人だけ生き残りましたが、
またその女の子も子供が出来ず病死とのこと。
今でも孫左衛門の屋敷跡として岩手県遠野市にあるそうです。

気になった方は座敷わらし由来の跡地に訪れてみてもいいかも。
こちらのGoogle Mapを参考にどうぞ。

座敷わらしはいたずらが大好きで家のものをよく隠すそうです。
隠しても家の人が慌てて探している姿を楽しんだ後、
必ず隠したものを返してくれるお茶目っぷり。
本当に大切にしているものはなくならないみたい。

座敷わらしは家の人に自分の存在を気づいて欲しくて足音を鳴らす。
不思議と不快感や恐怖を感じることはないとのこと。

座敷わらしがいる部屋で写真を撮るとオーブが映り込むと言われています。

座敷わらしがいる部屋にはその場いるだけで気配を感じ、
心が落ち着かないざわざわした空気感があるみたい。
不思議と恐怖や不快感はないそうです。

タガマヤ村の座敷わらしは、部屋のオルゴールにイタズラしたり
廊下を歩いたり髪を引っ張ったり、布団にもぐりこんできたりしてくるみたいです。
やっぱりイタズラ大好きですね。

タガマヤ村の管理人の半助さんが民宿を紹介してくれています。
また有名なYoutuberのはじめしゃちょーさんも泊まって紹介してくれています。
泊まる前にどんな雰囲気なのか覗いてみてもいいかもしれませんね。

こちらのWEBサイトから宿泊の予約が行えます。
予約をクリックして、希望日時を連絡しよう。

宿泊先はこちらのGoogle Mapを参考にどうぞ。

しあわせを運んでくれる座敷わらしさん。
予約が1年先までいっぱいみたい。でもわたしは諦めない。
しあわせは全力で迎えにゆくもの。
必ず予約して来年会いにゆくからね。わたしの座敷わらしさん。
皆さまも座敷わらしに会ってしあわせになれる「タガマヤ村」に
泊まってしあわせをつかみに行ってはいかかでしょうか。