八木山橋は、きっと想像以上だ。

ねえ、デートしない？夜景の見える橋があるんだって。
レインボーブリッジ？ううん、もっと素敵なとこ。
ふたりでいこ！一緒に行けばわかるよー。連れてってあげるから。
ね、行こうよ。

八木山橋に。

そんな誘い方をされたら、違う意味でドキッとしますよね。
今回ご紹介する心霊スポットはこちら。
気軽に行けるけど行ってはいけない心霊スポット「八木山橋」です。
宮城県で最も危険な心霊スポットで、
昔からよくテレビ番組でも取り上げられてる有名スポットです。

初めは八木山を行楽地として発展するための吊り橋が架けられました。
戦時中は軍事道路として使用されて戦後に仙台市へ寄付されて、 今の八木山橋が建設されました。 近くには遊園地「八木山ベニーランド」が近くにあり、 もしかすると遊園地に行く時、知らずに通っているかも。

とにかく昔から自殺者が多いみたい。
犠牲者は少なくとも１００人以上いるとか。
吊り橋の頃から自殺者が多く、 自殺対策として橋の付近に監視用の派出所が設けられました。
それでも自殺者が減らなかったとのこと。

今の橋に建設される時から自殺対策として 1.2m程の手すり(欄干）が設置されておりました。
しかしそれでも自殺者は減らず。
何度も自殺対策を重ね、現在は2m程の高い柵が設置されるようになりました。
柵が越えられないように折り返しや有刺鉄線まで。

それでも現在、自殺者が絶えないとのことです。

夜中に白い服を着た女性や笑顔の少年、老婆など 白い手で手招きしてくる。
もしかすると自殺者の多くは手招きに誘われたからかもしれません

八木山橋では自殺以外にも車やバイクの事故が多いそうです。
事故を起こした方のお話では、突然ブレーキが効かなくなった。
しかも車を調べてもまったく異常が見つからないとのことです。
ほぼ直線の道なのになぜ事故が多いんでしょうか。

こんな話があります。
友人から「今から遊びに行くよ。」と昼過ぎに連絡がありました。
しかしいくら待っても友人は来なく、 ついに夜中になってしまったとのことです。
心配になり友人に連絡をしようとした時、 友人から
「道に迷ってしまって遅れている。ごめん。」
と電話がありました。

しかし変なんです。
電話番号をみても友人の電話番号ではありません。
今どこにいるの？と聞くと友人は
「携帯の電池が切れてしまって困ってて。
八木山橋に公衆電話があって助かったよ。」

それを聞いて私は、急いで八木山橋まで向かいました。
八木山橋に公衆電話は、設置されていませんから。
向かった先で友人は柵から身を乗り出して 橋の下を覗いていたそうです。
友人はその時ことを今でも覚えていませんでした。

八木山橋には、かつてバス停がありました。
バス停は普段近隣の方が利用されていました。
なのでバス停があることは、不思議なことではありません。
こんな話があります。

仕事で遅くなり帰りが夜中になってしまったある日のことです。
家に早く帰りたく、八木山橋を通って帰ろうと思いました。
八木山橋の噂は知っているけれど、幽霊を見たこともないし、 普段から何度か通っていたため、あまり気にもしておりませんでした。
八木山橋に近づくとふと違和感を感じました。

「何人かバス停に立っている？こんな夜中に？」
夜中の２時を過ぎており、バスはとっくに終わっています。
何かの見間違いかと思い車のスピードを緩め、目を凝らしました。

すると、下半身のない子供や頭部のない男性、 体の一部がない老人が見えたそうです。
見えたことにより恐怖に怯え、無我夢中で車を飛ばして帰ったそうです。
その後バス停でたびたび幽霊の目撃例があり、
「あの世行きのバス」
と噂が広まり現在では廃止されたとのことです。

Youtubeで日本全国の心霊スポットや恐怖ゾーンをレポートしている
ゾゾゾさんが八木山橋を紹介しています。
行く前にどんなところか覗いてみてもいいかも。

こんなに怖い八木山橋にそれでも行きたい方は、
こちらのGoogle Mapを参考にどうぞ。

探索や肝試しを行う際は、必ず所有者や管理者に許可をとりましょう。
許可がないと、不法侵入罪や建造物侵入罪となる可能性があります。
また近隣住民の方々に迷惑のならないよう、
マナーを守って行動しましょうね。

自殺、事故、幽霊と怖い噂の絶えない八木山橋。
もし八木山橋を通る際はこの記事を思い出して、 気をつけて通行してくださいね。